歯科コラム

マスクがマストの今でしょ!矯正したいけど、目立つかな?で立ち止まっている方へ

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こんにちは!江戸川区一之江の矯正専門クリニック ステラ矯正歯科です。

感染予防で『外ではマスク』が定着してしまった今、目立つ問題はかなり軽減されたと考えられます。それでも矯正を始めるにあたって障壁になりやすい『目立ってしまう』問題について取り上げつつ、永久歯で使用する装置についてお伝えしたいと思います。見た目は気になっていても、ついつい後回しにしがちな歯並びの問題ですが、食べる、話す、笑う、歌うなどなど、誰でも生きている限り口や歯を使わずに生活することはないと思います。自分らしい豊かな人生を考えるとき欠かせないのが歯、そしてその寿命を決めるのが歯ならびなんです。

コロナが終息してマスクがいらなくなった時、キレイな笑顔になっていたい方、そろそろ矯正治療、始めてみませんか。

悩みは続くよ、いつまでも-歯並びは自然には良くなりません-

八重歯、歯のガタガタ、前歯のすき間、出っ歯などなど、ご自身の歯並びに悩みはないでしょうか。また、自分と似た歯並びを持つお子さんの歯並びが気になることはないでしょうか。特に、成人の場合は徐々にガタガタや出っ歯がひどくなってきている気がする方も多いのではないでしょうか。

人の噛む力はだいたい自分の体重に比例すると言われています。男性で60キロ、女性で40キロくらいです。このような強い力を支えられる歯ですが、実は力のかかる方向がすごく大事なんです!垂直的に上から押さえられる力には歯根膜というクッションの作用でとても強いのですが、水平的に横から押されると簡単に倒れてしまうんです。木に釘を打つのをイメージすると分かりやすいと思います。まっすぐ打つとまっすぐ入っていきますが、横から叩いてしまうと簡単に倒れてしまうと思います。

ガタガタがなく、理想的な噛み合わせでは、このような歯が苦手とする横からの水平的な力から歯を守る仕組みが組み込まれているんです!そのため強い力がかかっても歯並びが崩れてくることは少ないです。一方、歯のガタガタや歯が斜めになっている部分があり、歯のかむ面に力が垂直にかからないとその歯はどんどん斜めに倒れてきてしまいます。

また、歯は年齢を重ねるごとに手前に倒れていくということが分かっています。そのため、奥歯から前歯にかけて徐々に押されて、『下の前歯、ガタガタしてきたな』『こんなに前歯にガタガタあったかな』と変化を感じる方が多いのはこのためです。

さらに、歯周病といって、歯を支える骨に炎症が生じてくると骨自体が弱くなるためちょっとした力でもより歯並びが崩れやすくなってしまいます。この歯周病ですが、歯磨きで汚れが落とせていればならないというものではなく、かみ合わせが悪いと炎症が進行しやすいということがわかってきています。咬合性外傷と呼ばれ、自分の咬む力で自分の歯や歯槽骨を傷つけている状態です。怖いですよね。

成長が終わってしまうと歯並びは年齢とともに良くなっていくことはなくご自身の咬む力の影響を受け、徐々に変化が起きてきます。5年後、10年後、15年後も歯並びの悩みを持ち続けてしまう方がたくさんいらっしゃいます。

目立つのかな?治療に使う装置ってどんなもの?

矯正治療は歯に力をかけることで歯の根の表面にある歯根膜と歯を支える歯槽骨に炎症反応を起こし歯槽骨を吸収、再生することで歯を動かしていく治療です。大人の歯を矯正する場合は、歯への力をどのようにかけるかによって方法が2通りあります。

・ブラケットとワイヤーを使用する方法

従来のいわゆる”矯正”の方法になります。ブラケットと呼ばれる溝のついた小さなボタンのような装置を接着剤で1つ1つの歯にひっつけて固定します。その溝にアーチワイヤーと呼ばれるワイヤーを固定することによって歯をワイヤーに沿って移動していきます。目立ってしまいますが、どんな症例でも対応できるのが心強い装置です。

現在は様々な材料が使われます。ブラケットも私が子供の頃は金属のものしかなく、笑うとギンギラギンでしたが、最近は透明だったり歯の色に馴染むものも多く使われます。当院では前歯は基本的に金属のものは使用しておりません。透明なプラスチックのブラケット、もしくはより審美的なセラミックのブラケットのどちらかを患者様の希望によって選択していただいています。プラスチックブラケットの場合は、ワイヤーは小さなゴムや細い金属のワイヤーで固定します。この時、逆にカラーゴムを使用しカラフルに楽しむこともできます。セラミックのブラケットの場合は、もともとワイヤーを固定するために蓋が付いているので、溝にワイヤーを挟んで蓋を閉める構造になっており、処置の時間が短くなります。

ワイヤーに関しては最初は細いニッケルチタン合金のワイヤーを使用し、歯のガタガタが取れたら徐々に太く硬いステンレス合金のワイヤーに交換していきます。白いワイヤーもありますが、当院では一部分のコーティングが剥げてしまうとかえって審美性を損ねたり、折れやすいなどトラブルをお話しした上で希望がある方に使用するようにしております。ただ、最終的にはワイヤーに細かい段差などを入れながら微調整が必要になるため最後まで白いワイヤーを使用することはありません。

・オーダーメイドのマウスピース型の矯正装置(インビザライン)を使用する方法

当院では口腔内スキャナーを使用してお口の中の情報を三次元的なデータで保存することができます。このデータを海外のラボに送ることによって、現地のエンジニアが理想の歯並びのデータに並べ換え、現時点の歯並びから理想の歯並びに向かって少しずつ変化するマウスピースを送ってくるため、患者さんに1週間ー10日おきに交換していただき歯並びを整えていくシステムです。デジタル技術の進化とともに、治療技術も進化しています。

目立ちにくさで言うとワイヤーに比べて断然目立ちにくいです。ただ、治療途中で小さな輪ゴムを上下の歯並びにまたぐよう使用してもらったり、アタッチメントと呼ばれる小さな突起を歯の表面につけるため全く見えないというわけではありません。私が考えるマウスピース型矯正装置の一番のメリットは取り外しができることだと考えています。食事や歯磨きの時外せるので、装置によるむし歯のリスクや食事の制限がごくわずかにできるのでその点でとてもお勧めできます。ただ、1日の使用時間は22時間と言われているので、のんびり食事したりお酒を飲んだりということはできません。しっかり使うという強い意思が治るかどうかに左右してしまうということをご理解いただきたいです。また、症例によって適応できる場合と適応にならない場合があります。

痛みは?

大きく分けて2つの痛みを感じるポイントがあります。

1つ目は、歯が移動するときの痛みです。矯正治療で歯に力をかけると歯の根の周りにある毛細血管が圧迫されます。そのために痛みが出てしまいます。私も経験がありますが、何もしていなくてもズキズキ痛いということではなく、歯と歯が触れた時キーンと響くような痛みです。歯が浮いたような感じもあります。通院のたびに力をかけ直すため、通院後3日くらいがこのような状態で、1週間くらいかけて落ち着いてきます。治療開始後すぐは、大変でも通院を重ねるごとに慣れていく方がほとんどです。どうしても痛くて眠れないなど生活に支障がある場合は市販の痛み止めが効きますのでお使いください。治療を通して毎回飲まないとどうにもならないという方はいらっしゃいませんので、ご安心ください。

2つ目は、装置が頬や舌の粘膜を傷つけてしまう痛みです。装置をお口に入れてすぐは粘膜が柔らかいため物理的な刺激に弱く、口内炎ができてしまうことがあります。装置をセットした時に、ワックスという手で貼り付けられるカバーをお渡ししますので、違和感があるときは早めに使用していただき傷にならないようにしてください。ワックスは食事の度に外れてしまうため、来院していただくと固定式のカバーをおつけできます。装置が入ってしばらくすると粘膜が強くなってくるのでこのようなカバーが必要なくなる方がほとんどです。

日々診療していて、痛みの感じ方はとても個人差が大きいです。同じくらいの力を歯にかけている場合でも、ものすごく痛かったとおっしゃる方もいれば、全然痛みがないという方もいます。もともと痛がりの方は、ご相談いただき装置セットの際は痛みが出る前に痛み止めを飲んでいただくようにしています。

期間は?

歯の移動距離にもよりますが、一般的には2年から2年半くらいの治療期間になります。ただし、歯の移動だけでなく、治療を始める年齢や歯を支える歯槽骨の状態、むし歯のリスク、咬む力、もちろん患者さんの治療への協力度など。。。治療期間への影響は様々です。

意外に感じるかもしれませんが、患者さんの噛む力も治療期間に影響してきます。噛む力が強い方は、歯が上から押さえつけられてしまうので前後的に移動するのに時間がかかってしまいます。一方、噛む力が弱く、いつも口が開いている方だと歯の移動は早くなります。

むし歯のリスクが高い方は、治療によって歯が並んでくると重なっていた部分からむし歯が出てくることがあります。また、歯磨きが悪いと新しいむし歯ができてしまうこともあります。むし歯が発見されるたびに矯正治療を中断することになってしまうため治療期間が長くなります。

治療開始年齢はやはり10代が一番理想的です。骨も柔らかいですし、代謝がいいので歯がとても動きやすいです。その分治療期間も短くなります。30代後半になってくると骨の細胞の働きが低下してくるため移動に時間がかかるようになると言われています。

一方、年齢を重ねていくほど歯周病のリスクは高くなります。歯周病は歯を支える骨が溶けている状況なので歯はとても動きやすい状態になります。ただ、再生する力も弱くなってしまうので、歯の移動に限界が出てきてしまい、理想的なゴールは達成できなかったり、歯ぐきが下がってしまったりするリスクが高くなります。

まとめ

今回は永久歯に使用する矯正装置について詳しくお伝えしました。矯正装置が目立つことを気にされる方にとってはマスク必須の今はとても好都合だと思います。少しでも気になった方は無料の矯正教室で気軽にご相談下さい。ご自宅でオンラインでも受けられます。

本心を少しお伝えすると、本当は矯正治療をマイナスのイメージに捉えて隠す文化が変わっていったらいいなと思っています。矯正治療がもっと前向きで、当たり前の治療になるように努力していきたいと思います!

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