歯科コラム

マウスピース矯正ってどんなもの?

更新日:

新しい矯正治療「マウスピース矯正」について

こんにちは。江戸川区瑞江・船堀の矯正専門クリニックステラ矯正歯科です。本日のコラムは、当院でも導入しているマウスピース矯正についてお話したいと思います。

マウスピース矯正(アライナー矯正)について知りたいと思っている方、ぜひ一読ください。歯科界では、アライナーと表現するのが一般的なので、以下は「アライナー」で表記していきます。

アライナー矯正

歯科矯正というと、歯に金具がついたワイヤー装置を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。矯正歯科の歴史を見ても、長い間ずっと歯に金具を装着する方法をベースに改良と発展を繰り返しながら歯の矯正を進めてきました。

そして近年「歯に金具を装着しないアライナー矯正」という新たな矯正方法が登場し使用する患者さんが増加しています。

アライナー矯正の先駆けとなったのはアラインテクノロジー社の製品である「インビザライン」です。(当院で導入しています)

インビザラインは、アライナー矯正の開発元であり、約800を超える特許を米国内外に所有し、市場を独占してきました。しかし特許には期限があり、ここ数年内で特許の期限が次々と切れたことで、アライナー矯正に新規参入する企業が出現しています。それら企業の掲げる治療コンセプトは玉石混交です。そうした中から何を選択するかは、最終的に患者さんが決めることですが、専門医の立場から見た時、首を傾げたくなるコンセプトがあるのも事実です。

なぜ、マウスピース矯正で歯が動くの?

歯に矯正力が加わると、歯周組織には圧迫側と牽引側という力学的環境が異なる2つの領域が作られます。圧迫側の骨は溶かされ、牽引側には骨が形成されます。こうした骨改造によって、歯は移動しています。この仕組みは、ワイヤー矯正でもアライナー矯正でも同様です。

定期的な間隔でワイヤーを調整して治療を進めていくように、アライナー矯正では、アライナーを順に交換していくことで矯正治療を進め、歯を動かしていきます。

アライナー矯正の始め方と使用方法

アライナー矯正はすべての症例に使用できるものではないため、アライナー矯正の可否は資料採取→分析→診断によって決定されます。一般的には、矯正治療の難易度の高くない歯列咬合で適応されることが多くなっています。

アライナー矯正の希望があった場合、アライナー製作のために必要な資料を取り、それをメーカーに送付すると、後日アライナーが送られてくるといった流れになります。

アライナーの製作には「歯型」が必要となりますが、従来の歯型取りの他、口腔内スキャナが普及してきたことで、歯型取りをデジタルでおこなう医院も増えています。

アライナーの一般的な使用方法は、最低でも1日20〜22時間以上の使用を1〜2週間程度続け、次のアライナーに交換。また同じように使用し、次のアライナーに交換というように進めていき、最後のアライナーで歯列咬合が改善されるという流れとなります。患者さんによって必要となるアライナー数は異なるため、治療期間にも違いが出てきます。顎間ゴムの協力も求められることが多く、固定式のブラケット治療よりも自己管理が重要となります。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の良さはいくつかありますが、ブラケットによる不快感がないということがメリットとして大きいでしょう。ブラケットを装着していることによる食事のしにくさ、歯磨きのしにくさ、見た目の悪さ等を気にしなくて済みます。

また矯正治療に伴う、むし歯や歯肉炎の発症を回避しやすくなることも大きなメリットです。

アライナー矯正を始める前に要チェック!

アライナー矯正を希望される際、重要視していただきたいことは2つあります。一つは医院がどんな治療コンセプトを持っているのか。そして携わる歯科医師は、矯正の基礎知識をしっかり所有しており、分析診断できるのかということです。

アライナー矯正は、矯正経験の少ない歯科医師でも手を出すことが比較的簡単とされています。

なぜなら歯の移動についての計画はアライナーを作るメーカーがしてくれ、ワイヤーを屈曲するテクニックの必要もありません。

歯型を取って郵送すれば、アライナーが送られてきて、それを患者さんに使用してもらえばいいだけだからです。

審美性を重視したアライナー治療では、前歯だけを矯正治療の対象とし奥歯は治療しないことや、自宅にアライナーが届けられ、ほとんど歯科医師が介入しないこともあるようです。

それに対して、矯正専門医院でアライナーを導入している医院の場合、まず資料を取り分析診断した上で、アライナー矯正の可否を判断しています。アライナー治療で治せる症例と、治せない症例を判断できます。

そしてアライナーを作成するメーカーが出した分析・治療計画を、自分の出した分析診断とすり合わせ間違いがないか、修正箇所はないかを確認した上で、発注にGOサインを出せます。

専門医がおこなうのとそうでないのとでは、大きな違いがあると思いませんか。

まとめ

アライナー矯正についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか。

アライナー治療といってもコンセプトは様々であるということを知った上で、しっかり情報収集して、ワイヤー治療も含め、矯正治療を選択してほしいと思います。

審美性の改善は矯正治療の目的の一つではありますが、「おいしく食べる・会話を楽しむ・正しい呼吸を可能とする」機能を豊かにする矯正治療であってほしいと思います。

ワイヤー矯正が長い時間をかけて進歩してきたように、アライナー治療もこの先、より進歩をしていくのでしょう。当院でもマウスピース矯正に関する相談を承っております。瑞江、一之江、船堀周辺での矯正や歯並びに関するお悩みはステラ矯正歯科へお気軽にご相談下さい。

-歯科コラム
-, , , , ,

Copyright© お知らせ・ブログ|江戸川区一之江の歯並び専門のステラ矯正歯科 , 2022 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.