歯科コラム

こんな時どうなる?ワイヤー矯正とライフイベント

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こんにちは。瑞江の矯正専門クリニック ステラ歯科です。

矯正治療ではエッジワイズ装置をはじめ、金属やプラスチック・セラミックなど様々なパーツを口の中に装着し、進めていきます。長い期間を要するため、治療中・その前後などで思いもよらず、行動の制限がかかることがあります。本日のコラムでは、そうした事例について、いくつかお話していこうと思います。

部活、習い事と矯正治療

矯正器具で部活が制限!?

マウスピースの着用が義務づけられている激しいスポーツの場合、自分専用のマウスピースを作製したり、既製のマウスピースをカスタマイズして装着したりします。

矯正治療を始めてしまうと歯を動かし歯列咬合を変化させていくので、フィットするマウスピースを作ることは困難となります。

エッジワイズ装着の時期は中高生の頃が多く、該当するようなスポーツを希望する場合は、必ず装置装着前に相談してもらう必要が出てきます。部活を優先したいのであれば、エッジワイズ装置の時期を延期することがベストな選択となる場合もあります。

吹奏楽の希望がある場合、楽器の種類によっては楽器が上達しにくい・音が上手に出せなくなるなどの理由から、矯正治療の開始時期について相談を受けることが度々あります。顧問の先生や先輩から矯正治療の開始を好ましく思っていないと告げられた、といった話も実際に聞いたことがあります。

楽器を唇に押し当てることで、矯正器具が粘膜に強く当たってしまう等に関しては、カバーを装着するなどして、軽減できます。

そして、演奏技術に支障があるかないかをどう思うかは、最終的に患者さんの判断となってしまいますが、吹奏楽と矯正治療の両立は意外に多くの人がおこなっています。

矯正治療とライフイベント

晴れの舞台に矯正器具!?

成人式や結婚式といった晴れの舞台。一生の思い出になることを考えると、一時的に装置を撤去したいと考える方も多いようです。撤去・再装着にかかる費用をご理解頂ければ、数日の撤去は当院も含め、ほとんどの医院で対応しています。かかる費用はブラケットの種類や、いくつ撤去するかによって異なってきます。

妊娠、出産、子育て!?

歯並びが気になるけど、そろそろ子供も欲しい、またはワイヤー矯正中に妊娠がわかった!という方いらっしゃると思います。妊娠したから矯正治療ができないということはありません。ただ矯正治療の治療計画を立てるためにはレントゲン写真が必要です。妊娠中は極力X線被爆は避けた方がいいため妊娠前の方は時期をずらす必要があります。また、抜歯が必要になった場合も麻酔薬や通常の痛み止めが使用できないため治療開始時期も相談が必要です。治療中に妊娠がわかった方は、特に大きな変更はなく通常通りに治療は進みます。つわりがひどい時や産前産後は通院をストップすることができるので医師にご相談ください。授乳中は麻酔や投薬について制限があるため通常の治療では問題ありませんが、治療の一部に制限が出ることがあります。

留学したい!?

学生の間にエッジワイズ治療をおこなうことも多いため、度々、数ヶ月から1年程度の留学予定があるといった話が出てくることがあります。留学先で器具のトラブルが起きた場合、基本的にはご自身や留学をサポートしている機関で対応してもらうことになります。また矯正治療開始前に、すでに留学が決定している場合や希望がある場合、矯正治療の開始時期そのものを検討するよう、提案することもあります。

矯正治療と体

矯正治療で金属アレルギー発生!?

矯正器具による金属アレルギーの心配は度々受ける質問です。

口の中に存在する金属が原因で、口の中や皮膚に炎症が起こるのが「金属アレルギー」です。

矯正器具のパーツには、ニッケル・クロム・コバルトなどの様々な金属が使用されているため、金属アレルギーが発生することが、ごくわずかに起こると言われています。

当院では、金属アレルギーの心配がある患者さんに対しては、皮膚科にてアレルギー検査を受けてもらったり、矯正治療で使用されるパーツの一部を「部分的に短期間」装置装着をおこなったりして、アレルギー反応の有無を確認するようにしています。

ひと昔は金属一択だった矯正器具も、矯正分野の発展とともに、プラスチックやセラミックといった材質のブラケットを選択できるようになっています。さらに、親和性の高い「チタン合金」の活用やマウスピース型矯正器具の登場により、選択肢が広がっています。

適応の可否はありますが、こうした選択をすることもアレルギー反応を回避する対策となります。

ただし、皮膚に症状が出る原因は多く存在するため、歯科金属によるアレルギー反応を疑って、歯科金属を撤去しても、治るには半数程度という報告も出ています。

MRI検査ができない!?

MRI検査とは、磁気共鳴画像(Magnetic Resonance  Imaging)の略で、エックス線を使用せずに、強い磁石と電磁波を使って体内の臓器や血管を断面像として撮影する方法です。ドラマや映画の病院で、大きな筒の中に入るシーンを見たことがあるのではないでしょうか。あれがMRIです。

強力な磁石を使用しているため、磁石にくっつく金属(エッジワイズ装置)があると、撮影した画像が歪み診断しづらくなるという問題が起こりやすくなります。頭部のMRI撮影をおこなう場合、撮影条件を工夫する必要があるほか、場合によってはエッジワイズ装置の一部を外さざる得ない時もあるようです。

MRI装置の性能は向上していますし、CTなど他の方法で目的の検査ができる場合もあるので、撤去する必要は少なくなっています。

顔の医療用レーザーや脱毛治療

光脱毛や医療レーザー脱毛で肌に照射される光線は、黒い色素であるメラニンに反応するよう設計されていますが、金属にも反応してしまう性質を持ち合わせています。

そのため、メタルブラケットを歯の表面に装着した状態で、レーザー脱毛をおこなうと熱を発生するリスクが多少伴います。

口周りを避けて脱毛する・本人が痛みを感じなければ口周りの脱毛もOK とするなど、

脱毛サロンや医療クリニックによって対応は様々なようですが、一般的には避けて施術することが多いそうです。

まとめ

矯正治療は長期治療となるため、進学や就職、選ぶ部活動や趣味等、様々な変化があります。

今回のコラムでは、患者さんとお話しする中で、思ってもいない制限!?と感じた事例に対しての回答を挙げてみました。

状況は一人一人違うと思いますので参考にしていただき、お声がけいただけると幸いです。当院では矯正に関する相談を承っております。瑞江、一之江、船堀周辺での矯正や歯並びに関するお悩みはステラ矯正歯科へお気軽にご相談下さい。

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