こんにちは。
江戸川区瑞江のステラ矯正歯科院長の西田です。
大人の矯正治療では「インビザライン」という矯正装置が使えます。
ここでは「インビザライン」で対応できる矯正治療について紹介します。
目次
インビザラインとは
従来のワイヤーを使った矯正治療とは異なり、インビザラインでは透明なマウスピースの装置を使って歯並びを矯正します。
金属を使っていないために見た目は目立ちにくく、取り外しも可能なため清掃しやすい装置です。
インビザラインの矯正治療は、1日のうち22時間以上マウスピースを装着して、定期的にマウスピースを交換することで治療効果を示します。
個人差はありますが、主な治療が終了するまで2~3年の時間が必要です。
インビザラインで対応できる歯並び
ここでは、インビザラインで矯正治療ができる歯並びの種類について紹介します。
・出っ歯
上に生えている歯が飛び出た形をしているタイプです。
上アゴが大きい方や、下アゴが小さい方は、上下のバランスが崩れてしまい、歯が飛び出たように見えてしまいます。
「唇が閉じにくい」、「閉じたときにアゴの先にシワができる」などの症状は、代表的な出っ歯の症状です。
出っ歯の状態を放置していると、正常な方に比べて奥歯に負担がかかりやすく、歯周病や顎関節症などが発生するリスクも高くなるのです。
・受け口
下アゴが前に出ているタイプで、「しゃくれ顔」とも呼ばれます。
上アゴが小さい方や下アゴが大きい方の場合には、上下のバランスが崩れてしまい、下アゴが飛び出たように見えてしまいます。
しゃべりにくいなどの発音障害や、顎関節症のリスクが高くなりやすいタイプです。
・すきっ歯
一つひとつの歯にすき間ができてしまっている状態です。
もともと生まれつきアゴの骨が小さい方や、歯のサイズが小さい方はこのような状態になることがあります。
放置していると歯が大きく移動してしまう、歯石がたまりやすいなどのリスクが高くなります。
・乱ぐい歯
それぞれの歯がバラバラに生えているような状態です。
土台となるべきアゴが小さい方や歯がアゴよりも大きい方の場合には、歯とアゴのサイズがあわないことで歯がしっかり生えそろわない状態になってしまいます。
放置しているとガタつきが大きくなり、将来的に曲がった歯が問題となるかもしれません。
また歯垢が蓄積しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。
・アゴがズレている
上アゴと下アゴがズレてしまっていると、かみ合わせたときに上下の歯がかみ合わない状態となってしまいます。
歯に大きな負担がかかってしまうことで、難治性の歯周病や、歯を支えるべき骨が失ってしまう恐れがあります。
・前歯があわない
奥歯だけがかみ合っていて、前歯がかみ合わない状態です。
大きな原因となるのが、幼い頃にする指しゃぶりなどの悪い習慣です。
食事のたびに奥歯に大きな負担がかかってしまうため、痛みを感じやすく重度の顎関節症が発生するリスクも高くなります。
また話しにくいなどの発音障害が起こる可能性もあります。
このような歯のトラブルを放置していると、虫歯や歯周病などの病気や口臭、歯の摩耗などにつながってしまいます。
気になる症状があるときには、いつでも当院までご相談ください。
インビザラインで対応が難しい場合
幅広い歯のトラブルに対応できるインビザラインですが、対応が難しい症状もあります。
たとえば、「現在歯周病にかかっている方」「多数のインプラントを使っている方」「手術が必要になるぐらいに骨がズレている方」「多数のセラミックや大きなブリッジを使っている方」などです。
ご自身の気になる症状がインビザラインに対応できるのか、気になるときにはお気軽にご相談ください。
まとめ
江戸川区瑞江にある当院は、矯正治療専門の歯科医院です。
当院では完全予約制の「初診矯正相談」を受け付けてますので、歯のトラブルにお悩みの方やインビザラインにご興味がある方は、ぜひご利用ください。