江戸川区瑞江のステラ矯正歯科院長の西田です。
インビザラインを使った矯正治療とは、マウスピース型の装置を使って矯正する方法です。
基本的に矯正治療の効果を実感するタイミングは、症状や治療方法などによって一人ひとり異なります。
しかし理論上では、約半年で矯正治療の効果を実感できるとも考えられているのです。
今回はインビザラインの効果を実感しやすいタイミングと、インビザラインと併用するアタッチメントの働きについて紹介します。
インビザラインの特徴
矯正治療にはいくつかの方法があります。
インビザラインは従来の方法とは異なり、マウスピースを装着して矯正する方法です。
まずは口の中をスキャナーで読み取り、一人ひとり異なる歯の情報をデータ化します。
医師の治療計画にもとづいて、理想的な歯並びとなるように口腔内データから作成されたマウスピースは、数十枚にもおよびます。
治療終了までこれらのマウスピースを1週間おきに交換することで、少しずつ理想的な歯並びを目指していくのです。
インビザラインのマウスピースは、矯正治療に使う装置でありながらも、つけ外しができるという点が特徴的です。
一般的なワイヤー型の矯正治療とは異なり、マウスピースを外した状態で歯磨きができます。
そのため、矯正治療中に起こりやすいむし歯や歯周病といった歯のトラブルのリスクを少なくできるのです。
インビザラインの効果はいつから実感できる？
インビザラインに必要な治療期間の目安は約2～3年です。
インビザラインは、数十枚のマウスピースを1週間ごとに交換しながら、少しずつ理想的な歯並びになるように歯を動かしていきます。
少しずつ奥歯から動かしていくため、どうしてもご自身で見やすく、一番気になっている前歯に効果を実感するまでに時間がかかってしまうのです。
治療を開始してすぐには効果を実感しにくく、およそ半年経過すると1mmほど歯が移動します。
この頃になると、きっと歯並びに変化を感じられることでしょう。
効果を実感しやすくするアタッチメントの働き
インビザラインでは、歯の状態にあわせてマウスピースにアタッチメントという凹凸の突起を併用することもあります。
アタッチメントの働きは、歯の角度や生えている向きなどを細かく調整することです。
アタッチメントを使うと、理想的な歯並びに近づけやすくなり、マウスピース型の矯正装置も歯に固定しやすくなります。
アタッチメントは、歯に設置する白い突起物状の部品です。
歯と同じ色合いの樹脂で作られているため、見た目も自然です。
歯の表面にアタッチメントを取り付けており、その上からマウスピースを装着するため、矯正治療中の違和感もほぼ気になりません。
ただし、アタッチメントをつけた歯の表面はデコボコとしています。
アタッチメントをつける部分や数については歯の状態によって異なりますが、歯垢が残らないよう丁寧に歯を磨くよう心がけてください。
また、アタッチメントとマウスピースをしっかりと密着させるため外した後の再装着の際はアライナーチューイと呼ばれる樹脂のチューブを噛み込んでいただきます。
アタッチメントをインビザラインと併用すると、マウスピースの働きが向上します。
一人ひとりの歯にあわせた矯正治療をおこないやすく、治療の効果も実感しやすくなるのです。
まとめ
インビザラインの治療期間の目安は約2～3年です。
治療を開始してから約半年すると、歯の動きに気がつきやすくなるため、治療効果を実感しやすいタイミングといえるでしょう。
歯並びの状態や治療計画によっては、治療効果を高めるために、アタッチメントを併用する場合がほとんどです。
マウスピースをつけ外しできるインビザラインですが、アタッチメントを併用しているときにはとくに丁寧な口腔ケアが必要です。
江戸川区瑞江のステラ矯正歯科では、一人ひとりの歯の状態やライフスタイルにあわせた治療方法を提案しています。
無料矯正教室や、完全予約制の矯正相談会も定期的に開催しているため、矯正治療に関するお悩みやご不安がある方は、いつでもお気軽にご相談ください。