こんにちは！江戸川区瑞江のステラ矯正歯科 院長の西田です。
歯を噛み合わせたときに、なんだかずれていると感じたことはありませんか。
上下の歯列が左右対称になるような中心線を「正中線」と呼びます。
この正中線がずれていると、見た目だけではなく健康に悪い影響が起こってしまうかもしれません。
ここでは正中線がずれる原因や問題点、正中線の治し方について紹介します。
正中線がずれる原因とは
噛み合わせがよい場合には正中線が整っているため、左右対称に近い歯並びとなるのです。
正中線がずれているときには、それだけ噛み合わせが悪くなっているかもしれません。
ここでは正中線がずれる代表的な原因について紹介します。
飛び出た歯がある
八重歯のように、正常な歯列から飛び出ている歯があるときには、全体的に歯並びがずれる原因になりがちです。
飛び出た歯があると、噛み合わせたときに上下の歯へ不均等に力が加わってしまうため、正中線がずれてしまうのです。
生えてこない歯がある
生えてこない歯があるときには、生まれつき永久歯が生えてこない「先天性欠如歯」や、歯茎に永久歯が埋まったままになる「埋伏歯」などが原因かもしれません。
生えてこない歯をそのままにしていると、空いているスペースへと隣の歯が倒れたり動いたりすることで歯並びが悪くなり、正中線がずれてしまうかもしれません。
アゴの骨が左右対称ではない
歯の土台となるべきアゴの骨が左右対称ではないときには、どうしても正中線がずれてしまいます。
遺伝の影響でアゴの骨が左右対称に成長しないときもあれば、頬杖をつくなどの生活習慣によってアゴの骨に影響を与えてしまうこともあります。
正中線がずれていたら治すべき？
正中線がわずかにずれていたとしても、数ミリであれば深刻な問題はありません。
ただし大きくずれている場合には、歯やアゴの骨になんらかの問題が起こっているかもしれません。
そうなると食べ物を噛みにくい、発語がしにくいなどの症状だけではなく、将来的に顎関節症などの病気につながる可能性もあります。
正中線のずれが気になるときは、早めに当院までご相談ください。
正中線のずれは歯列矯正で治る？
歯列矯正によって正中線のずれに対応できるかどうかについては、ずれが起こっている原因によって異なります。
たとえば飛び出た歯があるなどの歯並びが悪いときや、生えてこない歯があるなど歯の生え方が問題になっているときには、歯列矯正で正中線のずれを整える働きが期待できます。
しかし、アゴの骨に歪みがあるときなど骨格そのものに原因があるときには、歯列矯正だけで治すのが難しい場合もあります。
子どもの場合は早いうちに治療を開始することにより、アゴの骨にアプローチしやすくなります。
そのため歯が生えやすく、正中線のずれが起こりにくいような土台ができるようになるのです。
正中線のずれが気になるときは、原因を特定して早めに治療を開始するためにも当院までお気軽にご相談ください。
まとめ
正中線のずれがあるときには、数ミリであれば気にすることはありませんが、大きくずれているときには、見た目以外にも健康上の問題が起こってしまうかもしれません。
原因によっても違いますが、歯並びが悪いときや歯の生え方が問題になっているときには、矯正治療で治る可能性もあります。
とくに子どもで正中線がずれているときには、アゴの骨が未発達のために症状が出ている可能性もあります。
当院は東京都江戸川区にある矯正歯科です。
矯正治療専門の当院では、大人だけではなく子どもの矯正治療もしています。
お子さまの場合は、体の成長にあわせて治療を開始するタイミングが一人ひとりで異なります。
正中線のずれが気になるときには、アゴの発達を促すような治療もしています。
歯についてのお悩みがあるときには、レントゲン撮影が受けられる完全予約制の「初診矯正相談」をぜひご利用ください。