こんにちは！江戸川区瑞江の矯正歯科のステラ矯正歯科 院長西田です。
矯正治療中に口臭が気になる方は多いのではないでしょうか。
矯正治療中は普段は気にならなかった口臭を感じる場面が増えるかもしれません。
口臭が気になる方は、基本的なケアを取り入れて口臭を予防しましょう。
ここでは矯正治療中の口臭の原因と予防法を詳しく紹介します。
目次
口臭の原因
矯正治療中の口臭は「食べ物が残りやすい」、「唾液が少ない」、「舌のコケ」が原因です。
それぞれ紹介します。
食べ物が残りやすい
ブラケットやワイヤーといった矯正装置を装着していると、細かな部品や歯と装置の隙間に食べ物が詰まりやすい状態です。
食べ物のカスがあると、細菌が増殖しやすくなり、口臭の原因になってしまうのです。
舌のコケ
舌の上に白いコケ（舌苔）がついていることはありませんか。
舌に付着する白いコケは、食べ物のカスや細菌などが舌に付着して積み重なった物です。
舌苔そのものは病気ではありませんが、コケがあると細菌の温床となり、口臭の原因になるため注意しましょう。
唾液の減少
矯正器具の違和感やストレスによって唾液の分泌量が少なくなるかもしれません。
唾液の分泌量が減ってしまうと、どうしても口の中が乾燥しやすくなり、口臭が悪化しやすくなります。
口臭が気になるときの食生活
矯正器具が口内にあると、口腔内の環境が変わるため、普段通りの食事をしていても、口臭が気になるかもしれません。
以下では食生活が気になるときに注意すべきポイントを紹介します。
口臭の原因となる飲食物を控える
ニンニクやタマネギなどの臭いのある食品は、消化の過程で口臭を引き起こします。
ネギ科に含まれる「アリシン」という成分が体内で分解されて、血流を通じて肺に運ばれます。
そうして呼気に成分が混ざると、口臭を長く引き起こすかもしれません。
またコーヒーや飲酒も口臭が出やすいと考えられているため、これらの飲食物はできるだけ控えるようにしましょう。
口臭予防に役立つ食品を食べる
生野菜や新鮮な果物には、唾液の分泌を促進し、口内の細菌を減少させる効果があります。
ごぼうやレタス、リンゴ、レモンなどを積極的に食べるとよいでしょう。
また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内環境を整えて口臭の発生を抑える効果が期待できます。
糖分の多い飲食物に注意する
糖分の多い食事は口内の細菌が増殖しやすくなり、悪臭の原因になりがちです。
甘いお菓子や飲料の摂取を控えて、バランスの取れた食事を心がけましょう。
口臭予防のケアとは
矯正治療中の口臭を予防するためには、日々のケアが欠かせません。
口臭を防ぐケアについて紹介します。
ブラッシングとフロス
矯正治療中のブラッシングには、矯正専用の歯ブラシや歯間ブラシがオススメです。
矯正装置の周りにある食べカスを取り除きやすいため、口臭の原因となる細菌の繁殖を防げます。
舌の清掃
舌苔は、口臭の大きな原因となるため、専用の舌ブラシやスクレーパーを使って舌を定期的に清掃することが重要です。
とくに矯正器具を使用していると、舌に細菌がたまりやすくなるため、毎日ケアを行うことで口臭を予防できます。
唾液の分泌を促す
口腔内の潤いを保つことは、口臭予防の鍵です。
こまめに水分を摂ることで口内を潤し、唾液の分泌を促すことができます。
唾液には細菌を洗い流す役割があるため、口の乾燥を防ぐことが大切です。
また、無糖ガムを噛むことも唾液の分泌を促進する効果が期待できます。
マウスウォッシュの使用
抗菌効果のあるマウスウォッシュを使用すると、ブラケットやワイヤー周りの細菌の増殖を抑えることができます。
とくに矯正治療中は口腔内の清潔を保つために、こうしたケアを取り入れることが大切です。
まとめ
矯正治療中は口腔内のケアが難しく、口臭が気になる場面が多くなるかもしれません。
正しいケアを取り入れて、口臭を予防しましょう。
当院は東京都江戸川区の船堀近くにある矯正治療専門の歯科医院です。
矯正治療中の口臭が気になったときには、お気軽に当院までご相談ください。