歯科コラム

子どもの歯が黄ばんでいる?歯の黄ばみと対処法は?

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ステラ矯正歯科 院長 西田英莉

江戸川区瑞江 ステラ矯正歯科 院長 西田英莉  --------------  ◯平成20年鹿児島大学 歯学部 卒業 野井倉賞受賞  ◯平成20年愛知学院大学 歯学部付属病院 研修医  ◯平成21年日本大学 歯科矯正学教室 入局  ◯平成24年-31年福増矯正歯科 常勤勤務  ◯平成27年日本矯正歯科学会認定医修得 

こんにちは!江戸川区瑞江の矯正歯科のステラ矯正歯科 院長西田です。

子どもの歯が黄ばんでいると感じた経験はありませんか。
大人と同じく、子どもの歯もさまざまなことが原因で黄ばむことがあります。
しかし子どもの歯の黄ばみが取れないときには、どうしても不安になってしまうかもしれません。
ここでは、そのようなお悩みをもつ保護者の方に向けて、子どもの歯が黄ばむ原因や、自宅でできる対処法についてわかりやすくご紹介します。

歯が黄ばんでいる子どもの歯のイラスト

歯が黄ばむ原因とは

主な原因は「不十分な歯磨き」、「飲食物の影響」、「乳歯と永久歯の違い」です。

不十分な歯磨き

歯磨きがしっかりできていないと歯の表面に歯垢がつきやすくなります。
はじめは白に近い歯垢も、数日で黄色がかった歯石に変化してしまいます。
また歯垢や歯石の影響で虫歯や歯周病になることで歯が黄ばむこともあります。

飲食物の影響

飲食物の色素が原因で、歯が黄ばむこともあります。
たとえば緑茶や紅茶などの飲み物や、チョコレートやカレーなどの食べ物です。
これらの飲食物にはタンニンやポリフェノールが含まれており、歯の表面にあるタンパク質と反応して色がつきやすくなってしまいます。
食生活の習慣によっては、歯が黄ばみやすくなるため注意しましょう。

乳歯と永久歯の違い

子どもの歯が黄ばんでいると感じたときには、乳歯と永久歯の構造が影響していることもあります。
乳歯は象牙質が薄いため、白く見えやすくなります。
しかし永久歯は象牙質に厚みがあるため、外側から象牙質の黄色が透けやすくなり黄ばんで見えてしまうのです。
また体質によってもともと歯が黄色く見える場合もあります。

歯の黄ばみの対処法

歯の黄ばみに対処するためには、丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが大切です。
ここではそれぞれの対処法について紹介します。

丁寧な歯磨き

歯磨きが気になるからといって力を入れすぎてしまうと、歯に傷がつき、それによって着色汚れがつきやすくなってしまいます。
とくに汚れが残りやすい歯と歯の間は丁寧なブラッシングが大切です。
お子さまだけでは丁寧な歯磨きが難しいと感じたときには、保護者が仕上げ磨きをしてあげるとよいでしょう。

定期的なクリーニング

歯垢や歯石、着色汚れが気になるときは、歯科医院を受診して定期的なクリーニングを受けましょう。
毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れにも対応しやすくなり、虫歯や歯周病を予防しやすくなります。

磨きにくい歯並びには要注意

歯並びが悪いときには、どうしても磨き残しが多くなってしまいます。
たとえば出っ歯や受け口、八重歯や乱ぐい歯などの悪い歯並びは、磨きにくく黄ばみやすい歯並びと言えるでしょう。
もし歯並びが悪い状態を放置していると「噛み合わせが悪くなる」、「会話しにくくなる」などの問題も起こりやすくなります。

子どもの歯並びが悪いと感じたときには、もしかするとアゴの骨が成長しきれていない可能性もあります。
子どもの歯が磨きにくいと感じたときには、歯並びが悪くないか確認してみましょう。
もし歯並びに気になることがあれば、矯正治療専門の当院までご相談ください。

まとめ

歯が黄ばむ原因は、主に「不十分な歯磨き」、「飲食物の影響」、「乳歯と永久歯の違い」です。
ご自宅でできる対処法としては、丁寧な歯磨きです。
お子さまの歯磨きで磨き残しが目立つときや、歯並びが気になるときには、歯科医院を受診して検診を受けてみましょう。

東京都江戸川区にある当院は、矯正治療専門の歯科医院です。
子どもの矯正治療にも対応しているため、お子さまの歯の黄ばみや歯並びが気になったときには、いつでもお気軽にご相談ください。

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ステラ矯正歯科 院長 西田英莉

江戸川区瑞江 ステラ矯正歯科 院長 西田英莉  --------------  ◯平成20年鹿児島大学 歯学部 卒業 野井倉賞受賞  ◯平成20年愛知学院大学 歯学部付属病院 研修医  ◯平成21年日本大学 歯科矯正学教室 入局  ◯平成24年-31年福増矯正歯科 常勤勤務  ◯平成27年日本矯正歯科学会認定医修得 

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