江戸川区瑞江の矯正歯科のステラ矯正歯科 院長西田です。
「子どもに矯正治療を受けさせたいけれど、痛みが気になる」と不安を感じる保護者の方は少なくありません。
初めて矯正治療を受けるお子さまの場合は、とくに不安を感じやすいものです。
子どもの矯正治療で起こりやすい痛みの原因や種類、家庭でできる一般的な対処法についてご紹介します。
目次
痛みの原因と種類
矯正治療を開始してみると、痛みや違和感が出る場合もあります。
しかし、痛みの原因や種類は人それぞれで違います。
ここでは、お子さまの矯正治療中に起こりやすい痛みの原因についてご紹介します。
歯が動くことによる痛み
矯正装置で歯を少しずつ動かすため、一時的な違和感や軽い刺激を感じる場合があります。
虫歯や歯ぐきの炎症による痛み
矯正装置の影響で子どもが歯磨きをしにくくなり、磨き残しが原因で虫歯や歯ぐきの炎症が起きる場合もあります。
このような時には保護者の方が歯磨きのサポートをして、清潔な状態を保つことが大切です。
装置のトラブルによる痛み
お子さまが矯正装置に慣れるまでは、部品が頬や唇に触れたり違和感を訴えたりすることもあります。
また装置のズレや破損などの不具合が原因でお口の中に刺激を感じることもあります。
このように、矯正治療中に感じる痛みにはさまざまな原因があります。
見た目で判断できないこともあるため、かかりつけの歯科医院へ確認してみましょう。
痛みが出た時の対策方法
お子さまが矯正治療中に痛みを訴えた際には、ご家庭で試せる対処法がいくつかあります。
それではご家庭でできる一時的な対処法についてご紹介します。
やわらかい食事に切り替える
痛みを感じやすい時は、噛む力をあまり必要としないようなやわらかい食事にするとお口の負担が軽くなります。
たとえばおかゆやスープ、豆腐や煮込みうどんなどの口当たりのよいものがおすすめです。
硬い食材は無理に食べずに様子を見ながら調整しましょう。
冷やしてみる
腫れや痛みを感じる時は、頬の外側からやさしく冷やしてみましょう。
保冷剤や氷をタオルに包んでから、短時間だけ使用すると良いでしょう。
ただし長時間の冷却や自己判断での継続は避けましょう。
歯磨きはやさしく慎重に
痛みがある時の歯磨きでは、強い力でゴシゴシと磨かないように注意が必要です。
毛先のやわらかい歯ブラシでゆっくり丁寧に磨きましょう。
子どもが自分で磨きにくい場合は、保護者の方がやさしくサポートしてあげてください。
ご紹介した内容は一時的な対処法です。
このような対策をしても強い痛みや長引く症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
痛みでお悩みの時は歯科医院へ
矯正治療を開始してから口の痛みが強くなっているなどの痛みに関する悩みがある時には、歯科医院を受診する方が望ましい場合もあります。
たとえば、以下のような場合はなるべく早めに歯科医院の受診を検討しましょう。
＜歯科医院への相談をおすすめするケース＞
・痛みが強まっている
・長期間、痛みが続いている
・痛みで食事がしにくい
・会話にも影響している
・装置が破損している
・出血がある
など
お子さま自身がうまく症状を伝えられないこともあります。
日常の様子を観察して変化がある時には、歯科医院にご連絡ください。
まとめ
矯正治療中の痛みの原因はさまざまですが、症状が長く続く場合や痛みが悪化するような場合には、何らかのトラブルが起こっている可能性もあります。
東京都江戸川区にあるステラ矯正歯科では、子どもの矯正治療に関するご相談を承っています。
お子さまの矯正治療に関するご不安やお悩みについてなど矯正治療に関する情報をご希望の方は、当院までご連絡ください。