こんにちは、江戸川区一之江の矯正専門クリニック「ステラ矯正歯科」です。
歯の矯正をすることで自分に自信を持ちたい、かみ合わせの良さやメンテナンスのしやすさを意識して歯並びを見直したい、というニーズをよく耳にします。しかし、実際に矯正に踏み出そうと思っても、どんな歯科医院を選べばいいか分からないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、歯列矯正をする際の歯科医院の選び方について、事前に見ておきたいポイントをお伝えいたします。
目次
矯正治療を行なっている歯科医院は?
歯科医師免許を持っている歯科医師であれば誰でも矯正治療を行うことができます。ただ、矯正治療はとても専門性が高いため国家試験レベルの知識では実際の治療を行うことは難しいです。卒業後に、大学や専門医院でのさらなる勉強が必要となります。
矯正治療が受けられる歯科医院の分類
現在、矯正治療を受けられる歯科医院は大きく分けて下記の3つになります。
・大学病院の矯正歯科
・矯正専門歯科医院
・一般歯科医院
それぞれ長短がありますので、通院できるか、転居など転医の場合の対応、緊急時の対応などについてご検討ください。
一般歯科での矯正治療の場合は、非常勤の矯正医が診療している場合と一般歯科医が診療している場合があります。
矯正治療を受けるクリニックの理想的な選び方
では早速、歯科医院の理想的な選び方について解説いたします。
矯正のメリットとデメリットを教えてくれる
歯列矯正することで得られるメリットは複数ありますが、矯正の方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
いい話ばかりして特定の方法に誘導しようとしたり、または悪い話ばかりして治療への不安を増幅させてしまったりするのではなく、メリットとデメリットの両方を教えてくれる歯科医院の方がおすすめです。
事前の検査がしっかりしている
矯正治療は開始までにいくつかのステップがあります。治療方法を決定するには根拠となる資料が必要となるからです。<矯正治療の流れ>
治療前に丁寧な検査・診察をおこなう歯科医院であれば、信頼できます。また、矯正したい理由や希望する方法・費用・期間・通院ペースなどを細かくヒアリングし、なるべく患者さまの希望に寄り添う姿勢を見せてくれるかもチェックしておきたいポイントです。
歯の状態によっておすすめの治療方法は変わりますので希望の全てを叶えられないケースはありますが、精密検査に基づいた提案であるかどうかで信頼性も変わります。
「理由」を教えてくれる
なぜその治療方法が最適なのか、なぜこれくらいの期間がかかるのか、なぜこのペースで通院が必要なのかなど、「理由」を教えてくれる歯科医院を選ぶポイントとなります。
患者さま本人に治療の意義や方法を理解してもらうことは、適切な方法を選択し、完了までのモチベーションを保ちながら通院してもらうためにも必要不可欠となります。そのためにも、しっかりと患者さまとコミュニケーションがとれる歯科医院は大切です。
治療前に相談しておきたいこと
これらのポイントを踏まえて最適な歯科医院を見つけたら、治療方法を決めていきます。その際、治療開始前に相談しておきたいポイントを紹介します。
必要な金額について
矯正にかかる金額について、見積もりを立ててもらいましょう。途中で予期せぬことが起こったり通院のペースが変わってしまったりすることで多少の金額が変わることはありますが、大体の目安を知っておけば事前に準備することができます。
健康保険が使えるのか、高額療養費や医療費控除の対象になるのかを教えてもらえば、費用負担を軽くする手段を探せるかもしれません。
必要な期間について
矯正完了までに、およそどれくらいの期間がかかるのかイメージしておきましょう。費用同様、1人1人異なる歯の状態やその後の経過によって多少の変動はありますが、大体の期間を掴むことで仕事やプライベートの都合を調整し、通院ペースを確保しやすくなります。
緊急時の対応について
常勤の矯正医がいるクリニックでは問題ないですが、非常勤の矯正医の場合は、装置が外れてしまった、痛いなど急に何かあって見てもらいたい時、対応するのは別のドクターになる場合もあります。そのような緊急時の対応については確認しておくといいでしょう。
引っ越しする可能性がある場合
矯正治療は治療期間が数年かかるため途中で転勤や進学で遠方に行くなど、通院が難しくなることもあります。転医の際の料金精算や転医先の紹介など急な移動に対応してもらえるか聞いておきましょう。
無事に矯正が完了するまで、医師の指示を守って定期的なメンテナンスを欠かさずおこないましょう。
まとめ
矯正治療をする歯科医院は非常に多い一方、患者さまの立場でみると「どの歯科医院にすればいいか迷ってしまう」「何を基準に選べばいいのか分からない」という悩みが生じやすいのも事実です。まずは「自分に合った治療を提案してくれるか」という観点で歯科医院選びをするよう意識してみてください。
もし事前の説明で疑問が残る場合、繰り返し何度か質問したり、場合によってはセカンドオピニオンを利用しても良いでしょう。